ロゼレム 中途覚醒 効果

中途覚醒を伴う睡眠障害に対するロゼレムの効果

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睡眠に何らかの問題があってよく眠れないという症状を訴える睡眠障害には、様態や原因にいくつかの種類があります。
一口に睡眠障害と言っても睡眠の妨げとなっている因子はさまざまで、原因によって睡眠に対する障害のあり方も異なるのです。
そのため睡眠障害の種類によって対処法もが異なり、効果を発揮する睡眠薬の種類も違ってきます。
睡眠障害の中でも最も一般的な不眠症には、原因となる疾患のない一次性と、身体疾患や精神疾患を原因とする二次性の2種類があります。
不眠症の主な症状は眠るべき夜間に眠れず、覚醒すべき日中に強い眠気を覚えるというものです。
同じく日中の強い眠気につながる睡眠障害として、睡眠時無呼吸症候群に代表される睡眠関連呼吸障害や中枢性過眠症が挙げられます。
睡眠時間のリズムが乱れることによって眠れなくなるタイプ、概日リズム睡眠障害と呼ばれる病気です。
このうち呼吸器官や脳に明らかな原因がある例を除き、不眠症や概日リズム睡眠障害ではメラトニンが睡眠障害に深く関わっています。
メラトニンは脳の松果体から分泌されるホルモンで、明るい日中は少なく夜になると分泌量が増えます。
メラトニンには副交感神経を優勢にして脈拍や体温・血圧を下げる作用があり、体を睡眠に適した状態に調節してくれる物質です。
不眠症や概日リズム睡眠障害では夜の眠るべき時間帯にこのメラトニン分泌量が不足し、睡眠の妨げとなっている例が多いのです。

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睡眠障害を治すには規則正しい生活リズムを取り戻すことが大切ですが、中途覚醒などの症状に悩まされる人も少なくありません。
メラトニンは年齢とともに分泌量が低下するため、特に高齢者では中途覚醒を起こしやすくなると言われています。
睡眠薬の服用によって睡眠誘発効果を得ても、メラトニンが十分に作用していなければ中途覚醒につながるのです。
ロゼレムと呼ばれる新しいタイプの睡眠薬は、副作用や中途覚醒の問題点を大きく改善しています。
従来の睡眠薬は基本的に脳への鎮静効果によって睡眠を誘発させるのが普通でした。
言わば強制的に眠りを起こさせるようにするのが従来型睡眠薬の問題点で、副作用も起きやすくなります。
ロゼレムは自然な眠りを促すメラトニンに働きかける睡眠薬のため、従来の薬と比べて安全性が高いのです。
ロゼレムは中途覚醒の改善にも高い効果を発揮しています。
メラトニンそのものの分泌を促す薬ではありませんが、ロゼレムは脳の視交叉上核にあるメラトニン受容体への作用により自然な眠りに導く効果が得られるのです。
ロゼレムによってメラトニンが受容体へと十分に作用した状態の睡眠であれば、中途覚醒も起きにくくなります。
中途覚醒の改善に高い効果を発揮するロゼレムは、遅くとも就寝の2時間前までに飲むといいでしょう。
ロゼレムの効果は比較的緩やかですが、メラトニンの自然な作用で得られる睡眠はすっきりした目覚めにつながります。

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